こんにちは、きりもんです。
2020年4月、5月、6月の3か月間、コロナで収入が減り支出が収入を上回ってしまい、いわゆる家計が赤字の状態になってしまいました。お金がないという焦りと、通帳からお金が減っていくのを見て、「これはやばい」と思い、支出の見直しを取り組み。不要な保険契約の解約やスマホのオプション解約と支出を見直して、なんとか収支が黒字に戻りました。同じタイミングで収入もほぼ元に戻ったので、支出が減った分を貯蓄に回わすことが出来ました。
固定費中心に一通り見直しを行ったので、今後は支出を大きく減らすことは難しいと思っていて、ユルく見直しを行っていく予定です。
給料は大きく増えるとは思えないので、効率的にお金を増やすために投資を検討していきたいと思います。
今まではお小遣いの範囲内で運用は行っていましたが、昨年から夫婦で積立NISAを開始して今年からジュニアNISAでも毎月積立を行っている状況です。
投資の格好は整ったのですが、ロクに検討もせず、ほぼ同じ投資信託(全世界株式とアメリカ株)で積立を行っており、資産配分に問題ないか、適切なリスク・リターンとなっているのか、とか気になって(不安になって)きました。
投資って難しそうだし、面倒くさそうだなぁというのも正直な気持ちなのですが、今後も継続して投資を行っていくことを考えて、まずはきりもん家における投資の位置づけを考えてみようと思います。
- 今後も支出が増える中で、預貯金だけでは目標額に届かない可能性があること。
- 労働収入の伸びに対する所得税等の制約に対して、投資はNISAなどの優遇制度が整っている。
- セミリタイヤ後の資金を貯める点でも、長期・複利の観点で資金を増やしたい。
投資を始めるべき3つの理由
投資するやしないやと判断がつかずにモヤモヤしているので、動機付けや大義名分の整理を行いたいと思います。
先に結論から説明しておきます。
・社会保険、税金が増えているし、今後も増えていく。
・物価が上昇し、日常生活費が増えていく。
・子どもが小さい家庭は、これから教育費が掛かっていく
・労働収入が増えるとは考えにくい
まずは投資とギャンブルについて簡単な整理です。ギャンブルは主催者へ手数料を支払い、勝つか負けるかのルールですが、投資は、お金を投じた対象の価値が上がったり、利益などの還元で利益を受け取るということです。非常に納得しました。
きりもん的には、投資対象と一緒にお金も成長していく。と理解しています。
とはいえ、お金が減る可能性があるにもかかわらず、投資を始めた方がいいなと思った理由を3つにまとめてみました。
支出はどんどん上がっているし、これからも上がりそうだ
税金・社会保険が上がってる
社会保険、税金の税負担が大きくなっています。2020年度の税と社会保険における個人、企業の所得に対する負担率は46.1%。要は、所得の約半分が自由に使えないお金です。
また、高額所得者に対する負担率もどんどん上がっており、給与所得控除枠や基礎控除枠の削減など負担は大きくなる一方で子ども手当は廃止される予定です。
今後も少子高齢化が進む日本では、税金のアップはあり得るものの、税金が下がる可能性は低そうです。働けど働けど強制的に引かれる支出は増えていくと思っています。
日常生活費が上がっている
生活に必要な支出も上がっています。消費者物価指数は前年同月を上回る水準で推移しています。生活に必要なお金が増えて自由に使えるお金は減ってます。
身近なところでいうと、ガソリンですかねー。車は所有していないので直接的なコストアップはありませんが、キャンプに行く度に価格が上がっている印象です。最近、軽油が110円突破しているのを見て、きりもんママと一緒にビビりしました。
コロナ禍で一時的に物価が下がる可能性もありそうですが、中長期的には国の政策(インフレターゲット2%)からも更なる物価上昇が予想されます。
きりもん家でこれから支出が確実に増えるもの
税金・社会保険、日常生活費はいわば社会全体の事情ですが、きりもん家独自の事情も考えてみました。
思いつくのは子ども関係のお金です。衣服、食費といった養育費関係。習い事、塾といった教育費などなど。子供と過ごす時間はかけがえのない時間であり、子どもの成長と共に自身の成長も実現できる素晴らしい時間ではありますが、一方で、成長に伴い子ども関係のお金は増え続けるでしょう。おそろしやー。
少しづつ支出が増えるので、体感的なダメージは小さいんですよね。まさにゆでガエル状態です。
給与の伸びはそれほど見込めない
支出が増える事に対して収入はどうか考えたのですが、今の仕事で役職が上がれば(管理職になれば)、収入はそれなりに増えます。それについては貪欲に追いかけていきたいと思います(笑)。
目指せ、役職UP(評価される仕事)による収入増!!
とはいえ、きりもんが務める会社は伝統的日系企業。右肩上がりの業績は見込めず、人員の削減と1人当たりの人件費も削減、ポストも削減。給料は増えづらく、競争も熾烈そうです。。。
見方を変えると、支出増をカバー出来るだけの収入が増える機会は限られているなぁと感じています。
老後資金の備えとして
きりもんは、52歳で現在の仕事を退職しセミリタイヤするライフプランを考えていて、せっせと老後資金を貯めています。
現在の貯蓄プランでも、52歳までに必要最低限の生活が出来るだけのお金を貯めることは可能でした。一方で想定よりも老後の生活費が上振れたり、介護費用が必要になったりと、生活コストが上振れた際には厳しい生活となる可能性があります。
また、現在の貯蓄プランよりも前倒しで貯蓄金額の目標達成出来れば、早くセミリタイヤ出来る「選択肢」が増えると思います。
ちなみに、現在の老後生活費の算定シミュレーションは以下の記事となります。
まとめ
投資は元本割れするリスクがありこれまで避けていたものの、情報を整理してみると投資した方がよさそうです。
節約による貯蓄だけではセミリタイヤ後の生活の不安がぬぐい切れないので、投資を行い効率的にお金を増やすことを考えていきたいと思います(とは言え、生活費の引き下げは老後資金の積上げ額に直結するので、引き続き見直せるところは見直していくぞ)。
もちろん、給与収入のアップも狙っていくのですが、社会保障の引上げや増税、インフレ、投資に対する税制優遇を考えると、働いて得るお金よりも投資で得るお金(資産増)の方が、効率的な気がします。
また、今の会社も概ね15年で出向なので、セミリタイヤ後の収入源の確保という点でも、新たな収入源を考える、育てることが大事なのではとも思っています。
という訳で、きりもんの頭も整理が出来たので、勉強しつつ投資を開始してみたいと思います。
読んで頂いた方の貯蓄のヒントにになりますように!!
コメント