この度、googleアドセンスに合格しました。4回目のチャレンジで合格したので3回の不合格通知を受けたことになります。googleから不合格の通知を受けたら合格に向けてやるべきプロセスと対応策について整理しました。
不合格通知はやっぱりテンションが下がる
実はブログを始めて1年以内にgoogleアドセンスに合格したいと思っていました。googleアドセンスでググるとブログ開始後1か月で合格とか、最短で合格する方法とか、最短距離で合格する方法を示した記事がヒットしますが、ブログを始めて感じたのは初心者は継続すること、記事を書くにあたって伝え方やネタ探しなど他にやることがたくさんあり、アドセンス合格は後回しにしていました。
なので、1年もあればコンテンツ(記事)の数もそれなりになるし、さすがに1年程度ブログを続ければ、合格に必要な作業を行う余裕も出てくるだろうと思い、切よく1年以内での合格を考えていました。
3回不合格だったことはショックだったりもしたのですが、その後の不合格理由を考えると、「そりゃ不合格になるよね。。。」と言ったのが率直な感想でした。
なので、4回目のチャレンジとは言え合格は出来た訳でそこは素直に嬉しいです(笑)。目標通り1年以内に合格出来たのと、1年掛けてコツコツと取り組んだことが認められたことであるし、稼ぐツールを手に入れた(儲かるとはいっていない)のでひとつステージが上がったと思っています。
個人的には、サイトの見せ方の問題だったと理解しています。
まずは不合格となった理由の明確化と対策を考えた
3回とも不合格となった理由は、有用性の低いコンテンツとのgoogleからのご指摘。文面をみるとなかなかショックでしたが、合格に向けて実施したことを取り組みんだ内容を整理しておきたいと思います。合格するにはどこを修正したらいいのか、何をチェックすればいいのか、分からない状態からスタートです。
まずはAdsenceヘルプの読み込みとヘルプ内容で分からないものはネットから情報収集。不合格の理由を明確にする作業から始めました。とはいえ、サイト運営は素人。例えば、ユーザーエクスペリエンスって何?どういった視点で見直せばいいの?など、そんなレベルなので分からないワードや理解できない文章が出てくる都度、ググって進めます。
作業を進めていくと、自分なりにgoogleの言う不合格理由が分かってきました。
不合格の理由が分かれば次に自分のブログをチェック。自分のブログを改めて眺めて、自分なりに考えた不合格理由が正しいか確認です。
例えば、カテゴリについて言えば、カテゴリの数が多くてカテゴリ数とコンテンツ数のバランスが悪かったり、カテゴリ名が悪くカテゴリ内にどんなコンテンツがあるのかぱっとイメージ出来ない。など問題点が浮かび上がってきました。
googleアドセンス合格に向けた対策
問題点が分かったのでネットで具体的な対策を探して、いくつかの修正を行いました。
独自性の高いコンテンツとは?
googleアドセンスサポート動画によれば、独自性の高さが必要とのこと。例えば、独自性は備えられているのか、コンテンツの質は高いか、自分の経験を踏まえた自分が考案したアイディアが多い事が必要との説明。
逆に言えば、サイトの目的がはっきりしていれば、独自性を持たせたコンテンツが生み出され、独自性の高いコンテンツの数も十分に確保させることが出来るんじゃないかなと理解しました。
整理すると以下の要点となりました。
- 自分のサイトのあるべき方向性に沿ったコンテンツとなっていれば、独自性が高い記事と認識される。
- 独自性が高い=質の高い記事と認識される。
- 質の高い記事が増えてくれば、品質の高いコンテンツが十分にあると認識される。
自分のサイトについて、あるべき方向性が定まっていることがポイントです。
きりもんの場合、ブログのコンセプトは当初から何となく出来ていたので、分かりやすく伝えるページとしてプロフィールページの見直し、拡充を行いました。
従前は、自分の年齢や社会経験、趣味といった自己紹介のみで文字数も200文字程度。内容も決して分かりやすいものとは言えませんでした。
見直し後は、ブログの趣旨、方向性や、配信するコンテンツ内容を記載し、このブログがどういった趣旨のもと発信しているのかを伝えるページとしました。また、固定ページとして分かりやすい場所に表示されるようにして、サイトの方向性を伝えるページとしました。
優れたユーザーエクスペリエンスとは?
googleアドセンスによれば、訪問者は目的のコンテンツを分かりやすく見つけられるか。ユーザーの立場で考えて欲しいとの説明でした。
例えば、ナビゲーションバー(メニューバー)を置くことは必須のようだが置けばいい訳ではなく、以下の注意が必要。
デバイスやブラウザに関わらずナビゲーション要素が配置されているか。サイトのテキストは読みやすい大きさか。プルダウンメニューやアイコンが正確に機能しているか、ナビゲーション要素はクリック可能か。ナビゲーションを使って適切にコンテンツへ移動(アクセス)出来るかといったものです。
整理すると以下の要点となりました。
- ナビゲーションはシンプルに→コンテンツの性格やユーザー特性に応じた分類、構成とする。
- サイト表示、ナビゲーションは一貫性のある分かりやすい表示(形式)とする。
- ナビゲーションバーを見て、ユーザーが瞬時にコンテンツの情報を把握出来るようにする。
訪問者は目的のコンテンツを迷うことなくアクセスすることができるかがポイントです。
きりもんは、早い段階からナビゲーションバーを設置していたが、分かりやすさやアクセスのしやすさについて意識していなかったため、ぱっと見ても決して分かりやすい構成になっていませんでした。
例えば、従前は、「おでかけ」や「定例報告」というメニュー名があったが、メニューからどういったコンテンツか格納されているのか瞬時に分からなかったし、そもそもブログ趣旨と違うメニューがあるのでユーザーに混乱をきたすのではと考えました。
見直しあとは、カテゴリ名を修正、サイトの趣旨に沿った名前として目的のコンテンツを見つけやすいようにした。合わせて、コンテンツを全て見直し、サイトの趣旨に沿わないコンテンツは削除し、残りは新たなメニュー名の元に再配置しました。
ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインとは
ウェブマスター向けガイドラインの要点は、検出/理解のしやすいか(クロールのしやすさ)、使いやすいか、偽装行為や不正行為は行われていないかと結構幅広な印象で掴みどころがないと感じました。問題ないか。といった内容か。
整理すると以下の要点となりました。
- 内容が薄かったり、ユーザーをだますような内容ではないか
- 犯罪に繋がったり、助長する内容ではないか
かなり幅広に網を掛けている印象なので、少しでも不安だと思ったらそれらの要素は削除した方が受かりやすいと思います。
きりもんの場合、特にヒットする項目はなさそうだと判断。但し、ページの階層(構成)について意識しておらず、各コンテンツで統一しておいた方がよいなと思ったのと、画像のalt(画像の説明分)は登録していなかったので登録作業が必要と思い、再配置後のコンテンツを1つ1つ見直しました。見出しの使い方や文章の長さに問題がないか気にしつつ、張り付けてある画像のaltを設定しました。
対して頭は使わなかったものの、作業ボリュームが大きく骨が折れる作業だったという印象です。
ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン(質の低いコンテンツ)
正直、上の3つについて対応すればOkと思い正直大したことはしていません。また不合格になった際に改めて見直そうと思い着手せず、でした。
結果的にこの部分に注目することなく合格できました。
まとめ
googleアドセンス不合格から合格に向けたプロセスと対応策についてまとめてみました。
長くなりましたが、最後にまとめるとアドセンス審査ブログで大切なのは、
『サイトのオリジナリティと自分のコトバで伝えているか、あとはサイトの見せ方』だと思います。
前提としてGoogleアドセンスのルールを知ること、ユーザー(カスタマー)ファーストな来訪する人のことを第一に考えたサイトにすることが大切です。
ようやく合格出来たgoogleアドセンス。ブログがどの程度育つか次第ですが、ブログも収入の複線化につながるツールのひとつです。そういう観点でもgoogleアドセンス合格はその一歩でしょう。
投資を行い収益を得る運用と、ブログを運用して収益を得ることは似ているなぁと感じています。
53歳以降のセミリタイヤ後の生活に向けて収入の多角化は今後の課題のひとつです。ブログからも収入が得られるように皆さまのためになるコンテンツを増やしていきたいと思います。
皆さんのお役に立てれば幸いです。
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