11月も終わりますが、この時期の楽しみがハゼ釣りと釣ったハゼの天ぷらです。
釣りは趣味と言うほどではありませんが、休日の過ごし方のひとつです。
ハゼ釣りを始めたのはここ2,3年。それほど回数をこなす訳ではありませんが、てんぷら食べたいなぁ。ハゼの季節だなぁ。と、なんとなくハゼを意識したタイミングで釣りに行っています。
天ぷらもここ最近のメニュー。下準備も楽で素人でもそれなりに美味しく作れるし、ほくほくした白身が楽しめるお気に入りのメニューです。
そして、食費は0円。超新鮮な魚が餌代+@で手に入るので、釣りは覚えておいた方がいいです。老後の生活、キャンピングカー生活共に必要なスキルとなると考えています。
節約ごはんとして我が家の定番メニュー、ハゼの天ぷらを備忘として記録しておきます。
ハゼについて
まずはハゼについて整理です。
東京湾での産卵期は冬から春季である。親魚は、海底の砂泥底に長さが数mにもおよぶ産卵用のトンネル(産卵生息孔)を掘ってその天井に卵を産み付ける。卵は長さ2mmほどの長円形で、天井から吊り下がる。親魚はふ化するまでの間、トンネル内の卵を守る。
ふ化仔魚は、潮流などによってトンネルから出て、はじめのうちは海中を漂いながらプランクトンを食べて成長する。毎年2月から4月頃には体長1cmから2cmの仔魚が大量に採集される。初夏の頃になると、体長3cmから4cmほどに育った稚魚は海底に着底し、ゴカイなどの底生生物を食べるようになる。6月から7月頃には、湾内や河口域の水深数10cmほどの波打ち際で6cmから7cmに育った小型魚が釣れるようになり、釣り人はこの当歳魚をデキハゼと呼んでいる。この時期、まれに前年生まれの大型魚も釣れるが、こちらはヒネハゼと呼ばれる。
デキハゼはその後も成長を続け、9月頃には体長10数cmとなり、ヒガンハゼと呼ばれる。やがて湾内の水温低下とともに、マハゼは水深10m前後の深場へ移動するが、この時期のマハゼはオチハゼとかケタハゼと呼ばれている。体長15cmを越えるほどに成長したマハゼ親魚は、すでに述べたように、海底に産卵生息孔を掘って産卵し、多くは一年で生涯を終える。
引用元: 東京都島しょ農林水産総合センター
この時期(11月、12月)のハゼは、深場に移動した落ちハゼと呼ばれています。これから産卵に備えていく時期のようですが、産卵後、親魚が卵を守る子ども想い(と思いたい)な魚のようです。春先に生まれて9月を超えると10㎝を超えるとは、成長の速さがすごいですね。
東京都心の湾岸エリアはもれなくハゼ釣りの釣り場です。自転車で釣りのポイントに行けるなんて最高ですよね。
ハゼの釣り方(2021年)
今回、釣ったハゼは12~18センチ程度の親魚と呼ばれる部類。船の通り道になっている比較的深い場所でよく連れました。運河で言えば、ちょうど川の真ん中くらいの場所です。なので、橋の上から橋下へ仕掛けを落として釣りをするイメージです。
竿はリール竿を使用です。仕掛けは天秤釣り。ハゼ釣り用天秤に袖の金針。本当は延べ竿での釣りが好みですが、深場を狙う釣りなのでリール竿を使用です。
エサはスーパーで買ったパックの蒸し桜エビ。3割引きの200円?くらいでした。針などを買い直しましたが今回の釣りの支出は500円程度。
釣果は六時半から2時間で12匹でした。3人家族なのでひとり4尾の計算です。
ハゼの調理(外部リンク)
釣ったハゼを家に持ち帰って調理です。松葉おろしでてんぷらで頂きました。以下のサイトが分かりやすい。
てんぷらは以下サイトを参考に。
まとめ
12~13センチくらいのサイズのハゼは天ぷらにぴったりです。これより小さいサイズだと唐揚げですかね。もう少し大きいとお刺身もいけそうです。
江戸前のてんぷらには必ずハゼは登場する定番の白身魚ですし、ちょっとした居酒屋で頂いたら3、4尾で1,300円程度はします。ハゼは大衆魚ではなく高級魚。そんなお魚を自分で釣って食べれるなんてめっちゃ贅沢です。
釣りに掛かった費用は500円程度。釣った魚を調理したので食費は0円。釣りの費用はきりもんの趣味としてお小遣いから出しているので、家計のお金は昼ご飯代が浮きました。
調理は釣った人の責任ということで、きりもんママはお昼ご飯はお休み出来るし、朝一からの釣りなので午前中には片付けも終わり午後から家族の時間に出来るのもグットです。
あくまで趣味なので釣れたらおかずにするし、釣れなければそれはそれ。家族で釣りにいくもいいし一人で過ごす貴重な時間でもあります。釣りも楽しめて、食費も浮いて、家族や自分の時間も確保出来るので、きりもん家的には一石三鳥なのです。
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