きりもんさんです。
体調不良、資格試験受験、そして、題名にもある引っ越しが重なり多忙を極めておりました。
全てが落ち着いて時間を確保出来るようになりましたので、ブログ再開です。
今後とも、よろしくお願いします。
一生のうち必ず経験する引っ越し。
何度も経験する訳でもないのでいくら掛かるのかよく分からない割には、まとまった金額が出ていきます。
今回、引っ越し業者次第で料金に開きがあり、その金額差に驚愕しました。。。
知らないと損をする、引っ越し業者の闇、憂鬱です。。。
そんな経験から、今回、引っ越し費用を安くするポイントと我が家の引っ越し見積もりをまとめました。
引っ越しを検討されている方の参考になればと思います。
引っ越し費用を安くするポイント4選
引っ越しを少しでも安くするポイントを4選、整理してみます。
相見積もり
引っ越し業者の間で競争原理が働くよう相見積もりで進めましょう。
メリットは料金の比較だけではなく、価格交渉をして安くしてもらい易くなること。
安くできなくても、「洗濯機の移設」や「エアコンの移動」などのオプションを無料、もしくは格安でつけてもらえる可能性も。
業者数の数が多すぎると訪問見積もり(引っ越し業者が自宅に来たうえで荷物の物量や大きさなどを確認して見積もりを行うこと)の対応が大変なので3~5社程度でよいかと思います。
安い時期、安い時間帯
引っ越し業者の閑散期を狙いましょう。
引っ越しはトラックと運転手、補助人員があれば成り立つビジネス。
会社として安定して利益を稼ぐために、閑散期の稼働率引き上げ(と繁忙期の単価引き上げ)がポイント。
ということで、比較的安くなりやすいタイミングをまとめます。
時期 | 料金が高い:繁忙期(3月、4月) 料金が安い:閑散期(8月、12月??) |
曜日 | 料金が高い:土曜日、日曜日・祝日 料金が安い:平日 |
時間帯 | 料金が高い:早朝、朝一番 料金が安い:11時ごろスタート、業者へお任せ |
3月、4月は入学、入社、異動の時期、1年で一番引っ越し需要が大きいタイミング。
それ以外の月、特に8月と12月の料金はお安めとのこと。
曜日では、日曜日、祝日は需要が高く料金は高めで平日は低い傾向に。
引っ越しスタートの時間帯も朝一番がピークに高くて昼前スタートが一番安く、午後に掛けて料金が上がっていくイメージでしょうか。
出来ることは自分でする
費用を安くするために事前の作業は自分で行いましょう。
引っ越しプランは荷物の搬出、搬入と運搬だけお願いするシンプルプランを選択するようにしましょう。
引っ越し料金は作業員とトラックを借りる対価です。引っ越し業者の負担が少ない方が安くなります。
例えば、荷造り、荷解きをお願いするお任せコースだと人件費が掛かります。
お任せプランはラクだけど料金は高い。シンプルプランは大変だけど料金は安い。
ただし、家族構成や荷物量、引っ越しスケジュールから負担感を考えないと家族からの反感は必至です。
物は少なく
物量は引っ越し費用に直結します。運ぶ物は少なくしましょう。
運ぶ荷物が多いとトラックが大きくなる、トラックが複数台必要となります。必然的に引っ越し料金は高くなります。
荷物が多いと荷造り、荷解きも大変です。引っ越し先の収納のレイアウトも一苦労です。
頑張って梱包したのに、引っ越し先の収納力が思ったよりも少なく、泣く泣く処分することもあり得ます。
処分できるものは事前に処分することをお勧めします。
我が家の場合
今回、我が家が引っ越しで見積もりをお願いした際の料金をまとめました。
参考までにどうぞ。
条件
引っ越し日は12月下旬の平日。
転居先は超至近の直線距離で300メートル程度!!(子どもを転校させたくなかったので同じ学区内で探した)
3人家族の引っ越し、荷物は少ない方だと思っています。
引っ越し時間は朝一番を希望。
各社見積もり
見積もりは往訪見積もりでお願いしました。見積書をいただいたのは5社。
ざっと5社の会社イメージです。
A社、B社はどちらも大阪が本社となる業界最大手。
C社は東京都練馬区拠点の首都圏をエリアとする引っ越し業者
D社は東京都新宿区拠点の引っ越し業者(一括比較サイトランキングで上位)
E社は東京都赤坂拠点の東京、千葉を拠点とする引っ越業者
各社相見積もりの結果は以下の通りでした。
合計金額 | 内訳 | |
A社 | 163,515円 | 運賃 84,500円 人件費 120,000円(2名(積載80,000円、卸40,000円) 割引 ▲61,350円(運賃・人件費に対して▲30%) その他 4,000円(洗濯機設置) 消費税 14,865円 安心パック 1,500円 |
B社 | 148,775円 | 車両費 43,500円 人件費 84,000円(3名) 割引 ▲38,250円(インターネット割引) その他 46,000円(電気工事6,000円、保防費40,000円) 消費税 13,525円 |
C社 | 151,800円 | 基本運賃110,000円 作業員 20,000円(2名~3名) 養生費 5,000円 その他 3,000円(洗濯機設置) 消費税 13,800円 |
C社 | 121,000円 | 運送料金 100,000円 養生費 10,000円 消費税 11,000円 |
D社 | ||
E社 | 80,000円 | 運賃 93,500円 割引 ▲52,000円(特別割引) 荷役作業員 38,500円 諸資材料 2,200円 養生費 5,500円 値引 ▲7,700円 |
一番安かったE社は業界最大手のA社の半額以下!
距離も短く、特殊な作業もないので業界最大手の安心感は不要です。価格最優先です。
ということで、今回E社の引っ越し業者へお願いしました。
段ボールは大きいサイズ(通常の引っ越し用段ボール)が30箱、小さいサイズ(正方形)が60箱、ガムテープ3個、うぐいす紙200枚を頂きました。
今回の引っ越し見積もりで分かったこと
今回の経験から引っ越し費用は、その時の作業員の人繰りとトラックの空き状況による「時価」であることが分かりました。
料金の内訳にあるように、各社ブレが大きく価格はあってないようなもの。
営業の皆さん口を揃えて言います。
「車が空いているか、人がいるか、すべてはタイミングですので。」
1日に何件も件数をこなすことで効率よく売上を作ることに繋がります。
引っ越しの距離から特殊な事情かも知れませんが、4社の見積りから、自分の引っ越しのケースでの相場を知ることができて、タイミングが合えば、大手の半額の引っ越し業者もあり得ることが分かりました。
結果的に8万円も引っ越し代を安くすることが出来ました。
引っ越し費用は口コミやネットだけでは分からない。実際に営業マンに家に来てもらい、見積もりを出してもらって、説明を聞くことが一番です。
皆さんももし引っ越しするののであれば、納得した料金で引っ越しが出来るように複数の引っ越し業者の話しを聞いて決めることをおススメします。
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