3月に入り、子どもの4月の進級を意識するようになってきました。
毎年1つずつ進級するごとに近づく中学受験。受験を見据えて、新たに塾を始めるにも費用的にも時間的にも限界があります。
一方で、子どもに「習い事を辞めたらどうか、習い事を整理しよう」と話したところ、「いやだ」と拒否されてきました(たぶん、どこの家庭も同じではないでしょうか)。
今回、子どもの説得に苦労しつつも習い事を整理することが出来ましたが、習い事の辞め時と子どもへの話し方をどう考えればよいか、考えを整理しました。
我が家の習い事の整理
これまで習い事を5つ行っていましたが、2つに整理することが出来ました。
やめる習い事、続ける習い事を整理する際に、辞めさせようと思った理由はだいたい以下の3つくらいじゃないでしょうか。
- 子どものやる気が見えない。
- 子どもに伸びしろを感じない(向いていない)
- 教室自体に発展性を感じない
一番初めに頭に思うのは1つ目でしょうか。
ピアノのように毎日練習しないと上手くならない習い事に多いかなぁと。
2つ目はスポーツ系に多いかもです。運動系の習い事はセンスもある程度必要な気がします(もちろん、一番大事なのは努力と継続ですが、それは勉強も同じだなぁと)。
3つ目はあまりないかもですが、教室に通う子どもの人数が少ないとか、教室としての目標がない(発表会や競技会に出ないなど)、先生のやる気が感じられないなど、ですかね。
費用的な効果
我が家の習い事を整理した結果、支払い関係は以下のようになりました。
塾を変更して学習塾代が高くなった結果、習い事を整理しても費用は増えてしましました。
とはいえ、このまま整理をしなかったら毎月5万円近くの支払いとなります。
見直し前 | 見直し後 | ||
学習塾 | 12,210円 | 学習塾 | 27,500円 |
ピアノ | 8,000円 | ピアノ | 8,000円 |
ダンス | 7,600円 | ||
チャレンジ | 4,500円 | ||
通信教育 | 300円 | ||
合計 | 32,610円 | 合計 | 35,500円 |
子どもと話したこと
今回、子どもとの話し合いを行い、習い事を減らすことになりました。
当初は頑なに拒否していた子どもでしたが、以下の点を丁寧に説明して子どもも納得してやめることになりました。
- 「辞める」のではなく、新しい楽しい経験を得るために新しい習い事を始めるということ。
- 新しい習い事(塾)を始めることで将来自分のやりたい夢が近づくこと。
- 「辞める」のではなく「発展的解消」であること。
子どもからの話では、実は楽しくなかったり、気が乗らなかったりしていたのも事実だったようです。
自身の心の成長、新しい興味が出来たこと、興味が増えたことから負担を感じていたのもあったのでしょう。
習い事をどう考えるか
習い事を始めるときは、親として子どものことを思って、子どもに勧めて始めさせました。
もちろん、子どもが自発的に「始めたい」と言って習い始めたものもあります。
今回、親として失敗したなと思ったのは、「続けることの大切さ」をもっと教えるべきだったと。
習い事を続けるためにどうすべきか。習い事に興味を持ち続けるためにどうすべきだったのか。
子どもはそこまでしっかりと考えるのは難しいかも知れません。
だからこそ、親からそのあたりをもっと投げかけてあげればよかったなぁと反省しています。
よく言われる、「習い事をするにもお金が掛かる。」という説明に対してわが子は首を縦に振りませんでした。
新しい習い事を始めることで、楽しい経験が出来ること。将来の自分の夢を叶えるチャンスが増えることをわかりやすく説明して、納得してもらいました。
単に習い事を「減らす」と言うだけでは、子どもは「習い事を取り上げられた」と感じているのかも知れません。
習い事を減らして単純に教育費を減らそうというのは難しいと感じた経験でした。
子どもは次の経験に期待をしているので一度上がった教育の質(=教育費)を下げることは難しいなぁと。
習わせるときは簡単だけど、やめさえるのは難しい。
まさに出口戦略のかじ取りが難しかった案件でした。
とりとめのない内容となってしまいましたが、同じように子どもの習い事の辞め時に悩む方、一緒に子育てを楽しみましょう!!
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