2021年1月から家計簿(マネーフォワード)をつけています。
悩ましいのが家計簿の集計作業。特に現金払いのレシート登録は漏れや間違いが無いように気を付けて転記しています。ちょっとサボるとすぐに溜まっちゃいます。
ずっと考えていたのが完全キャッシュレスの生活。クレカ払いや口座引き落としだと家計簿アプリのマネーフォワードに自動で明細が反映されます。
これまでは、クレジットカードだと使い過ぎが怖い、とか、現金払いしか支払い出来ないお店もあるなど不安があったので、一部のお金を除いて現金で支払いを行ってきましたが、これは時短につながるはず。
ということで、我が家でもキャッシュレス生活が出来ないか整理したいと思います。
キャッシュレスとは
本題に入る前にキャッシュレスについて簡単なおさらいから。
キャッシュレスとは、現金を直接やり取りしないで支払いを済ませる方法です。
クレジットカードやデビットカード、Suicaやnanacoなどの交通系の電子マネー、PayPayなどのQR/バーコード決済と、いくつか種類があります。
支払い手段ごとの特色などをまとめました。
支払い手段 | 支払いの タイミング | 特色 |
クレジット カード払い | 後払い | カード会社の与信審査がある。 |
デビット払い | 即時払い | 支払いと同時に口座から引き落とし。 与信審査は不要。 |
電子マネー、 プリペイドカード | 前払い | 事前にICカードへ入金(チャージ)する。 |
QRコード | ー | スマートフォンにクレジットカード、電子マネー、銀行口座などを登録し支払う決済手段。 |
支払い手段によって決済(資金の引き落とし)のタイミングが異なっています。個人的には「あるだけ払い」のデビットが一番安心できます。
現在のキャッシュレスの普及率について確認しておきます。2022年におけるキャッシュレス決済比率は36%となっています。
10年前から比較すると2倍超ですから急ピッチにキャッシュレスが普及している状況でしょう。
東京で家族3人が暮らす生活圏内だと「現金のみ」というところはほぼなくなったような気がします。
ということで、家族3人都内暮らしだと完全キャッシュレス化も可能と考えています。
キャッシュレス生活への移行
キャッシュレス生活への移行に向けてメリット/デメリットを考えてみたいと思います。
キャッシュレス生活へ移行するメリット
メリットについては、こちらのサイトが参考になりました。
サイトを参考にしながらきりもんさん家でのメリットを整理してみました。
メリットは以下4点に集約されそうです。
- 財布が小さくなる。
- 支払いがスムーズになる。
- ポイント還元がお得。
- 利用明細が残るので家計管理が楽になる
財布が小さくなる
小銭やお札を持つ必要が無くなり財布が小さくなりますね。
もともと持ち物は少なくしたい派なのでこれは助かります。
昔は長財布を使っていましたが、お札を使う機会が少なくなり、現在はカードケース+コインケースで運用中。
身軽になったと思いましたが、キャッシュレス生活では更に財布が軽くなりそうです。
支払いがスムーズになる
クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレスだと支払いの時間が短くなりそうです。
夕方のスーパーとか、サイゼリヤのお家計とか。後ろからのプレッシャーを感じることが減りそうですね。
現在使っている楽天カードがICカード認証方式のみのため、現金で支払うよりも時間が掛かっていることも。
キャッシュレス生活への移行すると普段使い前提になるのでタッチ決済カードとなりますね。
ポイント還元がお得
個人的に楽しみなのがポイント還元。
クレジットカードや電子マネーで支払う頻度が高くなれば、意識してポイントを付与されたいところ。
いつでも1%以上還元されるポイント還元率の高いカードや、Amazon、楽天市場などの利用頻度が高いサービスに合わせてクレジットカードを作成する方法もありかも、です。
ポイント還元を高めるならQR決済なんかも研究していきます。
利用明細が残るので家計管理が楽になる
現在マネーフォワードを利用していますが、クレジットカードや電子マネー、ポイントカード、ショッピングサイトの購入履歴や証券会社や銀行口座の引き落としなどお金回りの情報はすべて自動で取り込んでいます。
自動で明細が取り込めるので家計簿をつける負担が軽減されるし、記入漏れや記入ミスを防げます。
冒頭に記載しましたが、これが一番メリットだと思っています。
キャッシュレス生活で注意するポイント
キャッシュレス移行で気になる点です。
- お金を使い過ぎるリスクがある
- セキュリティ問題が付きまとう
- お金の管理が煩雑になる。
お金を使い過ぎるリスクがある
キャッシュレスで一番不安があるのが使い過ぎではないでしょうか。「魔法のカード」と言われるように現金がなくともいくらでも買い物が出来てしまうのは注意が必要です。
使い過ぎ防止の観点ではデビットカードも選択肢。口座残高から即時引き落としされるので、残高が足りないと支払えないので使い過ぎを防げそうです。
予算設定と予算内での支払いを徹底する。これに尽きます。使い過ぎ防止にはあらかじめ利用額を制限しておくことも手段ですね。
セキュリティ問題が付きまとう
カード番号流出による不正使用です。
不正使用など身に覚えのない決済があった場合にはカード会社から直接問い合わせもありますが、まずは身に覚えがない支払いがないか定期的にチェックしておくことが大事だと思っています。
お金の管理が煩雑になる。
キャッシュレスの種類によっては、決済のタイミング、お金が引き落とされるタイミングが違います。複数の決済手段を使うと引き落としのタイミングがバラバラなので管理が煩雑になります。
家計簿は、引き落としベースで管理するのか、支払いベースなのか、家計簿ルールを統一して運用出来れば上手くいくと思います。
引き落とし口座をひとつにするなど、管理が煩雑化しない工夫が必要そうです。
まとめ
キャッシュレス生活への移行について考えてみました。
現状、生活費の類はすべて口座から現金を引き出して袋分け管理をしています。現状の負担とキャッシュレス移行のメリット/デメリットを考えると、移行するメリットの方が大きそうです。
なにより、老後生活では日本一周する予定なので、現金を準備する手間や身軽さ優先で考えると極力持ち運ぶ現金は少ない方がいい気がしています。
どの決済手段をメインにするかは考え中ですが、キャッシュレス移行を進めていきたいと思います。
今日もお読みいただきありがとうございました。
コメント