NASDAQの株価下落の原因と今後についての予想を考える

きりもん(@kirimonsan)です。
このブログは、38歳3人家族の平均的サラリーマンが53歳でFIREするまでの記録です。
「節約と積立投資」という誰もが再現可能な貯蓄方法を実践することで、皆さんの資産形成のお役に立ちたいと思います。
→節約で投資余力を生み出す
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→14年(52歳)で55百万円資産形成達成!!

2022年5月20日時点の資産残高

(5/20)朝起きたら、けっこうな金額が溶けててちょっとびっくり。

最近、仕事が忙しくて、相場推移をきちんと見ていませんでしたからね、こんな状態になってたのね。反省です。。。

なかなかのディスカウントですね!!。
3月末から4月中旬までは円安で株価下落をカバーしてたけど、最近の円高振り戻しでメッキがはがれてきたっぽい。

米FOMCの利上げで株式相場は冬の時代が来ると覚悟していたけど、特にNASDAQの下げがきつい。比較的グロース株は利上げに弱いというアレですね。

これから先のことは誰にも分かりませんが、過去を知ることで将来を予測する。

そんなヒントになるということで、2000年以降のナスダックの下落トレンドについて整理してみました。

   下落期間  要因下落率日数
2000/3月~5月ITバブル崩壊-37.3%74日
2007/10月~2008/11月リーマンショック-53.9%386日
2018/8月~2018/12月世界同時株安-23.6%117日
2020/2月~2020/3月コロナショック-30.1%33日
2021/11月~???-28.8%118日

もっとたくさんあるかも知れませんが、そこそこ拾えたはず。

2021年の株価ピークが11/18、そこから5/19までの下落幅が-29%。
下落幅、日数共に世界同時株安を超えました。

コロナショックの下落率は超えそうなので、次のターニングポイントはITバブル崩壊の水準か。ただ、これも日数ベースではすでに超えています。

今回の下落は急激に株価が下げているわけではなく長期でなだらかに下げている状況。(逆に、バブル崩壊時やコロナショックの下げのキツさはやばいですね。1か月、2カ月で3割資産が溶けるという。。。)。

急激に下がった株価は反発力も強いけど、ダラダラと下がっていく株価は反発力は弱い。

マーケット参加者はどこがボトムなのか判断つかず疑心暗鬼。結局、利下げとか量的緩和とかテコ入れとか明確な改善のシグナルがないと、なかなか戻らないのかなー。

そう考えると、今回はリーマンショックのように、時間を掛けて、深い谷を築いていくんじゃないかと予想。

ITバブルはIT企業への過剰な期待と過剰生産能力の調整。リーマンショックは金融システムの崩壊。

今回はインフレ対策による利上げが影響。利上げはコントロール可能だけどインフレはどうだろう。消費者心理が関係するので、インフレが落ち着くまでは時間が掛かりそうだ。

そう考えると、株価下落も長期化、落ち込みも大きそう。というか、大体10年サイクルで3割以上株価は下がってる事実。

でも、結局のところ株価は戻っているというのも事実。

株価下落はあってもキチンと数字を戻してきているのがNASDAQの強いところか。今回も同じような回復を見せてくれるのか。

このあたりからは投資ポリシーのようなものになるけど、株価はまた上がる、下落は景気循環サイクルの一環。長期で見たら緩やかに右肩上がりとなっていく。と考えれば、どこかのタイミングで株価は戻るんじゃないかと思います。

過去のトレンドを見たら、1年程度の下げ局面(リーマンショック)があっても、その後は時間を掛けてでも回復している。

今回はインフレ退治が絡んでいるので回復が長期化するかもだけど、基本方針で考えれば、メンタル的に耐えれる。むしろ買い場じゃない??。

  • 今回の株価下落幅は、直前ピークから-30%の下落幅。下落日数は118日。
  • 過去事例対比、下落幅、日数共に相応の「深さ」は形成されている。
  • ポイントは、インフレがいつ終了するのか(=利上げがいつ終わるのか)。
  • 資本主義経済に基づく経済成長が続くという、投資の基本理念は変えない。
  • 世界経済が成長するなら株式相場は復活する(NASDAQ含む)。
  • とはいえ、復活のタイミングは分からないので、積立投資で投資を継続する。

子どもが大きくなって教育資金が増えてくるまでは、NISA2名分+JrNISA1名+確定拠出マッチング分でリスク資産を買い増そうと思います。

今は、全世界株式+S&Pに投資してるけど、S&P→NASDAQもありかなー変更しようかなーと。どちらにせよ、次の回復局面を想定して投資は継続した方がよさそうです。淡々と積立投資をしていこうと思います。

アセットアロケーションのポリシーもあるので、高配当ETFの購入は優先順位を下げて利回り4%を超えてきたら買うかどうか考えよう。配当金収入は魅力的なんですけどね。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また!!

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このブログの管理人

サイト来訪ありがとうございます。
きりもんさんです。東京で家族3人仲良く暮らすパパです。
最近、53歳でセミリタイヤを行うべく貯金生活を始めてみました。
貯金リテラシー低かったこともあり、試行錯誤、四苦八苦しながらですが、
コツコツと歩みを進めていきたいと思ってみます。

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