きりもん(@kirimonsan)です。
このブログは、38歳3人家族の平均的サラリーマンが53歳でFIREするまでの記録です。
「節約と積立投資」という誰もが再現可能な貯蓄方法を実践することで、皆さんの資産形成のお役に立ちたいと思います。
→節約で投資余力を生み出す
→全世界株式のインデックス投資で世界経済の成長に乗っかる
→コツコツ積立投資でドルコスト平均法、複利パワーを享受
→14年(52歳)で55百万円資産形成達成!!
→38歳10か月時点の老後資金残高は19百万円!
老後に向けた資産形成は大切だけど今しか出来ない経験も大事。との考えのもと、家族3人でキャンプを通じた経験、家族の思い出を積み上げ(積み立て)中。
今回はキャンプで使う薪について。
キャンプ場、ネット、フリマアプリ、ホームセンター、薪専門店、どこで買うのが一番コスパがいいのか整理したいと思います。
焚き火はキャンプに欠かせない楽しみ。焚き火台は一度買えば壊れるまで使えるけど、薪は毎回買う必要があります。とは言え、キャンプで毎回掛かってくるお金なので、家計簿でいう固定費みたいなものなので出来るだけコストダウンしたいところです。
先に結論を述べておくと、ホームセンター(コメリ)で購入するのが一番コスパがよいという結論でした。
薪の種類
薪を買おうとホームセンターに行ってみると何種類か薪が並んでいるかと思いますが、どの薪を買ったらいいのかわからないという経験があるのではないでしょうか。
薪の種類は大まかに針葉樹と広葉樹に分かれます。まずは薪の種類を整理しておきます。
針葉樹
針葉樹は葉が針のように細く尖っている木のことです。木の密度が低いのと油分や空気をたくさん含んでいる種類が多いです。代表的な種類は下記3種類ですかね。
- スギ
- マツ
- ヒノキ
油分や空気が多いので火付きがよくて勢いよく燃えるので、焚き付け用の薪として重宝します。
一方で火持ち(1本の薪が燃え尽きるまでの時間・燃焼時間)はあまり良くないので、コスパの面からメインで使うには不向きの種類です。
密度が低いので薪割りはしやすいです。
価格は一束500~600円前後が多いかな。広葉樹よりも値段が安いのでホームセンターやキャンプ場で値段の安い方が針葉樹の薪であることが多いです。
広葉樹
広葉樹は葉が大きく広がっている木のことです。針葉樹に比べると密度が高いため火持ちが良いのがメリット。但し、火が付きにくいのでいきなり広葉樹の薪に着火しようとすると思いのほか苦労します。。。
代表的な種類は以下3種類です。
- カシ
- ケヤキ
- クヌギ
針葉樹より価格は高めですが(一束700円程度~)、油分やヤニが少ないので煙が少なく火持ちするので焚き火を楽しむには広葉樹がおすすめです。
密度が高く重量があるので、持ってみて重いほうが広葉樹であることが多いです。
焚き火用の薪は広葉樹をお勧めします。針葉樹は焚付け用に少量あれば十分です。少しだけの針葉樹で火付けを行い広葉樹の薪で安定した焚火を楽しむ。そんなイメージでしょうか。
きりもんさんは、最近は着火剤を使うことが多いので(手抜き)、雰囲気を楽しむ時以外は針葉樹は買っていないです。
薪を買う際のポイント
焚き火を楽しむための薪を買うポイントは以下の3つです。
- 広葉樹を選ぶ
- 薪の量
- 薪のサイズ
【広葉樹を選ぶ】
焚き火を楽しむなら広葉樹の薪を購入しましょう(焚き火ストーブや焚き火料理に使うなら針葉樹もあり)。燃焼時間を考えると積極的に針葉樹を選ぶ理由は見当たりません。
【薪の量】
どの程度薪を使うか目安を持っておきたいところです。
人数や焚き火台の大きさで必要な薪の量は変わりますが、きりもん家の場合、夕方5時頃から就寝までのひと晩(約5時間)で必要な薪の量は20kg程度でした。
(前提条件)
人数 :3人家族(大人2人、子ども1人)
焚き火台:スノーピーク焚火台L
薪の重さ:薪1束=約6kgとして計算
(薪の使用量)
春~秋:18~24kg(3束~4束)
冬 :24~30kg(4束~5束)
上記は体感値ですが、これくらいの量があればストレスなく楽しめると思います。
参考にしていただければと思います。
ちなみに、冬の焚火はガンガン焚いてます。
【薪のサイズ】
薪を選ぶ際はサイズ(長さ)も確認しておきます。
焚き火台のサイズを超える大きな薪は選ばないほうがいいです。途中で薪が焚き火台から落ちる可能性があります。
きりもんが使っているスノーピーク焚火台(幅45㎝)だと30~35㎝程度の薪がちょうどよく、ソロ用の焚き火台だと20㎝前後が合うかと思います。
どこで薪を買うのが安くてコスパがよいか
今日の本題です。
どこで購入するのが安くてコスパがよいのか。
各購入場所のポイントや価格の比較をしたいと思います。
薪を買う場所の比較
どこで購入するのがベストなのか、まずは購入時のポイントとして3つ(価格、アクセス(買いやすさ)、品質)に絞って整理しました。
価格 | アクセス | 品質 | |
キャンプ場 | × | ◎ | △ |
ネット通販 | △ | ◎ | 〇 |
メルカリ | 〇 | ◎ | △ |
ホームセンター | ◎ | 〇 | 〇 |
薪専門店 | ◎ | × | ◎ |
〇:優れている
△:優れた点は見当たらない
×:劣っている
キャンプ場は、現地調達のためアクセスは抜群ですが、薪の量が少なかったり、販売価格が高かったりと価格はまちまち。屋外で保管していたりするため、品質にばらつきがあるのも不安要素。
ネット通販は自宅まで届けれくれるので便利ですが、価格はそれほど安くはないという結果に(販売価格+送料で結局高い)。
メルカリ(フリマアプリ)は、価格、アクセス共に良かったです。但し、個人間取引なので品質については出品者の評価など要確認です。
ホームセンターは、価格と品質、アクセスのバランスが良く、可もなく不可もないという結果になりました。
薪専門店は、抜群に価格と品質が優れていましたが、アクセス(立地面)が劣るという結果です。
価格についてもう少し詳細に比較してみます。
販売価格 | 数量 | 単価 | ||
キャンプ場 | 600円 | 4kgくらい | 150円 | 過去の経験より。若干少ないことが多い。 だいたいこんな感じ?? |
ネット通販 | 2,630円 | 20kg | 132円 | ペレットマン 販売価格1,680円+ 送料950円(東京都) |
メルカリ | 2,500円 | 20kg | 125円 | タートルK 広葉樹 20kg |
ホームセンター | 698円 | 6kg | 116円 | コメリ 広葉樹ミックス |
薪専門店 | 594円 | 6kg | 99円 | 埼京薪販売広葉樹ミックス 細中割り 長さ約30cm |
圧倒的に安いのは薪専門店。キロ当たりの単価は99円と最安の単価。入荷が不定期なお店もあるので購入を検討する際は、先に問い合わせした方が無難でしょう。
ホームセンターも価格は安いです(コメリ)。どの地域でも価格は同じだし供給も安定しているようです。もし不安があればネット注文で店舗取り置きをしておけば確実に手に入ると思います。
ネット通販は、販売価格は安いものの送料が高くトータルコストは割高でした。一方、メルカリは配送料込みでもネット通販より安いという結果に。出品者の評価が悪くなければ「アリ」だと思います。
最後に各購入場所ごとの感想を纏めています。きりもんの主観ですが参考になればと思います。
キャンプ場で薪を買う
一番のメリットは、現地調達なので、車の中が汚れない、荷物にならない点だと思います。
ホームセンターなどリアル店舗の薪は露出した状態のものが多く、車に載せる際には相当に気を使います。キャンプ場で購入すれば車が汚れることはありません。また、薪が足りなければ、途中で買い足す事が出来るのでお手軽です。
デメリットは、キャンプ場ごとに価格と品質にムラがある点かと思います。
1束の販売数量が少なかったり1束の価格が高かったり。
外置きの場合、湿気を多く含んでいることが多く、煙が出やすかったり、(バチバチと)爆ぜたりと、トラブルが多い印象です。
また、現地で薪を手にとってみた時に形が不揃いであったり、売り切れなどで広葉樹の薪がなかったりすることもあります。
いずれにしても、事前にキャンプ場へ確認する方が無難ですが、価格+保管状況で当たり外れがあるのがキャンプ場の薪だと思っています。
個人的には、途中で薪を買い足す時に検討する程度です。
ネット通販で薪を買う
ネットサイトでの購入メリットは、自宅まで薪を運んでくれることでしょう。薪1束なら問題ありませんが2〜3束をまとめて購入する場合、薪を運ぶだけで重労働です。
ネット通販だと、まとまった量の薪を購入しても購入時にかかる手間と労力はほぼありません。
ネット通販だと段ボールで到着します。これが地味にありがたく運びやすくとても便利。車の積み下ろしも楽だしキャンプ場でも箱から薪を出すだけ。余れば段ボールで持ち帰れるのでストレスが少なく楽しめます。これだけでも頼む価値はあると思います。
また、ネット通販の場合、たくさんの種類の薪が販売されているので、「選ぶ楽しさ」と言う点ではネット通販が一番かなと思います。焚付けやそのほか焚き火に必要な道具を合わせて購入出来るのもメリットだと思います。
デメリットは、少し割高に感じる料金。送料が必要なので全体の価格が割高となってしまいます。送料込みのトータルの価格で判断する必要があります。
グループキャンプやいつもとは違うキャンプを楽しみたいとき、珍しい薪を探している時にはネットで注文しています。
音を奏でる薪なんて、焚き火の雰囲気があっていいですよね。
メルカリ(フリマアプリ)で薪を買う
フリマアプリのメリットはネット通販とほぼ同じです。やはり自宅まで届けてくれること。段ボールに入って届くので取り扱いしやすいのがメリット。
フリマアプリ独自のメリットは、送料込みでの出品が多いのでネット通販よりも安く購入出来ます。
また、値段交渉で値引きとなる可能性があったり、おまけがあったりと個人間の取引だからこその楽しみがあります。
デメリットは、個人の出品なので薪の品質に幅がある。届くまで不安がある点だと思います。但し、出品者の評価が高ければ、ある程度は信頼できると思います。
ホームセンターで薪を買う
メリットは、キャンプ場へ向かう際に立ち寄れることでしょう。また、早い時間から遅くまで営業しているので機動的に使えます。言い換えるとアクセス面は強みかと思います。
店員さんに、見分けがつかない場合や質問を遠慮なく聞けるのも助かります。「広葉樹」「針葉樹」で取り扱いが違う事もあるので、店舗で質問してみるのもありです。
大きなデメリットはありませんが、売り切れリスクと立ち寄らないといけない手間を感じるかどうかだと思います。とはいえ、だいたい大きなスーパーの近くにあることが多いので個人的にはそれほど手間と感じていません。
薪専門店で薪を買う
メリットは価格が安いこと、薪の品質が良いということでしょう。
また、時間が合えば、良い薪の見分け方や最近の薪事情などプロのお話しを伺うことが出来ます。
デメリットは、「薪専門店に伺うこと」に勇気がいることでしょうか(笑)。きりもんさんがはじめて利用したときは場所が分からず電話した際にフランクに対応して頂きハードルが下がりました。
自宅からお店まで距離がある場合は時間も掛かります。営業時間を考えるとキャンプ当日に立ち寄って購入するのは難しいでしょう。キャンプ前日までに薪を購入しておく必要があります。
購入にはカゴや段ボールなど「薪を入れる容器」が必要なところが多いです。忘れずに持って行きましょう。
まとめ/薪を買う際のコスパを考えた
キャンプでの焚き火につかう薪についてどこで購入するのがコスパがよいのか整理しました。きりもんは、広葉樹の薪をホームセンターで買うのが一番コスパがよいという結論です。
そこそこ値段が安く、概ね品質が安定し、アクセスも悪くない。まさにバランスが取れた結果だと思います。
針葉樹は、焚付け用なので購入は不要と考えています。200円もあれば着火剤が買えるし、着火剤のほうがコンパクトで場所も取りません。
針葉樹の薪にコストを掛けるなら、広葉樹の薪にお金を掛けたいところです。
より安い薪を求めるならば、多少遠くても薪専門店がベストですが、移動時間とその労力をどう考えるかだと思います。
最後に、「箍」(たが)について説明しておきます。
「箍」は薪を束ねる針金で、JAS (農林水産省規格)で定められた太さ1.25mm、周囲70cmで巻いた際に直径22cmにならなくてはなりません。
業界標準は直径22センチ程度の大きさの薪の分量です。キャンプ場の薪をはじめ、購入する一束の基準として考えて頂ければと思います。
コメント