夏も盛りの8月ですが、キャンパーの皆さん、キャンプ楽しんでますでしょうか。
キャンプのメインシーズンは夏!というイメージ、ありますよね。子育て世帯だと子供との夏休みの思い出にもなりますし。
がしかし、そんな夏のイメージが強い夏のキャンプですが、しっかり準備しないと暑さとサバイバル並みの過酷さに「思っていたのと違う」と感じること間違いなしです。
暑さがトラウマで、夏キャンプをしなくなるかも、だし、寝苦しくて車中泊へ切り替えたり、とそんな感じになります(それも想い出と言えば、想い出ですが、、、)。
今回、夏キャンプに必要な条件を整理しました。夏キャンプ成功の必要条件から実際にキャンプ場を選んで、7月3連休に夏キャンプに行ってきましたが、快適に過ごせるキャンプ場だったのでログっておきたいと思います。
夏キャンプ成功のコツはキャンプ場選び
夏キャンプ成功のコツはキャンプ場選びが全てです。キャンプ場を選ぶポイントは、以下2つのみです。
・気温が高くないこと。
・日差しを避けること。
両方ともクリアできるキャンプ場を探しましょう。どちらかでもクリア出来ないと夏の厳しさを感じてしまいます。
ということで、この2つをクリア出来る、夏のキャンプを快適に過ごす必要条件を整理しました。
夏のキャンプを快適に過ごす必要条件
夏キャンプを快適に過ごすために、以下の条件をクリアできるキャンプ場を探しましょう。
- 標高の高いキャンプ場
- 湖畔沿い、河川沿い
- 木陰があるキャンプ場
【標高が高いキャンプ場】
避暑キャンプを考えているなら、標高が高いキャンプ場一択です。
標高が100メートル高くなるごとに気温は約0.6度下がります。
標高が高い程涼しくなるので、出来るだけ標高が高いキャンプ場を探します。
夏本番前の7月なら最低700メール、真夏のキャンプなら標高1,000メートル以上は欲しいところです。
【木陰があるキャンプ場】
標高が高くても日陰は必須です。タープでも日陰は出来ますが、タープだと生地を通り抜けて鋭い日差しと熱気が伝わってきます。
木陰だと日差しと熱気は回避できます。生木は熱を吸収する効果があり、ひんやりとしています。
木漏れ日がいい感じだし、ハンモックも似合います。
但し、林間サイトを選ぶ場合、方角によっては朝日や西日が差し込むのでサイト選びは慎重に。
また、鬱然とした深い森だと、空気の動きがあまりないので不快に感じるかも知れません。
標高が高くて林間サイトであれば、高い確率で快適な夏キャンプを楽しむことできますよ。
【湖畔沿い、河川沿い】
標高が高いキャンプ場を大前提に、河原や湖畔のサイトを探したいですね。
昼間は水遊びを楽しめるし、水辺だと気温が上がりにくく、空気も冷たく感じます。
ただし、条件によっては、水辺だからこそ虫が発生しやすいので、虫よけの準備が必要です。
比較的出やすい虫はアブ、ハエ、蚊、この辺りでしょうか。
避けるべきキャンプ場の条件
夏キャンプで回避したいキャンプ場の条件を整理しました。
- 海沿いのキャンプ場
- 高原、スキー場
- 標高が低いキャンプ場
【海沿いのキャンプ場】
夏の定番と言えば海ですが、海沿いでの夏キャンプは回避したいところ。
まずは海沿いなので標高がありません。暑いです。夏の海、イメージすればご理解頂けるかと思います。
また、海沿いは日陰がないので直射日光が強いです。
海沿い特有といえば、一般的に夏の海はシーブリーズ(海風)が強い。
潮風なのでベタベタするし、何かと風に飛ばされやすいので落ち着きません。
潮風で湿気を含んだ風なので何かと寝苦しい夜となるでしょう。
【高原、スキー場のキャンプ場】
標高が高いキャンプ場を検索すると必ずヒットするのが、高原キャンプ場やスキー場の夏営業キャンプ場。
写真も気持ちよさそうでさわやかな風景が多く、夏キャンプ成功のイメージを掻き立てます。
高原は標高が高いため気温は低くいのですが、日差しが問題です。
日を遮るものがないので直射日光がつらいです。
芝生サイトだと朝露が、日を受けて蒸発し、蒸し暑い印象です。夏キャンプには不向きかなと。
風があればいいのですが、風がなければ、ぐんぐん気温が上がります。
但し、日中は日陰があればなんとかなるかも、夜は涼しくてある程度は快適かなーっと。
【標高が低いキャンプ場】
海沿いのキャンプ場と被る部分もありますが、平地の林間サイトも夏キャンプには不向きかなと。
まず平地なので暑いです。
日陰があれば大丈夫。と思うかも知れませんが、林間サイトも辛いかと。暑いものは暑いです。
近所の公園でキャンプするようなものです。少し動けば汗が止まりません。
熱帯夜が多いので、夜も涼しくありません。
夏キャンプ、避暑キャンプの選び方
夏キャンプの探し方です。
・「標高とキャンプ場」で、グーグルで検索
・キャンプにおける優先順位からキャンプ場を選んでいく。
・いいなと思ったら、Googleマップで移動時間、距離を確認。
・サイト代、高速代、凡そのガソリン代から予算を算出して、予算の範囲内に収まるなら予約。
任意の標高、キャンプ場と入力すると、欲しい情報が出てきます。
今回、涼しくて、夜、たき火が楽しめて、釣りが出来るキャンプ場から探しました。
避暑キャンプとして最適解!7月でも涼しくたき火も可能!!バスフィッシングも楽しめる「桧原西湖畔オートキャンプ場」
桧原湖オートキャンプ場について
桧原西湖畔オートキャンプ場
キャンプ場の基本情報です。
桧原西湖畔オートキャンプ場は、桧原湖の湖畔にあるキャンプ場です。場所は福島県の裏磐梯にあります。冬は湖が凍るくらい寒いそうです。ワカサギ釣りが楽しめます。
春から秋はバス釣りが楽しめるので、キャンプ+バス釣りが楽しめます。
東京都内(東京駅)から3時間30分程度、近くないです。1泊2日だとほとんど移動になるのでもったいないです。距離だと約300キロとなります。
キャンプ場の基本情報です。
電話番号 | 0241-33-2288 |
住所 | 福島県耶麻郡北塩原村檜原南黄連沢山1157‐31 |
アクセス | 首都高 >>>東北自動車道 >>>郡山JCT/磐越自動車道 >>>猪苗代磐梯高原IC >>> 県道2号、国道459号から目的地到着 |
HP | https://www.hibara-ac.com/ |
キャンプ場オープン期間 | 通年営業 |
標高 | 標高:822m |
チェックイン/ チェックアウト | 13:00/11:00 |
アーリー チェックイン | (要相談にて可) |
水道 | お湯/お水 |
キャンプ場の公式HPよりお借りしました。キャンプ場の全景です。区画サイトですが区画ごとに予約するわけではなく、先着順です。
買い出し
キャンプ場の近くに大きなスーパーは確認できませんでした。車で15分くらい走らすとセブンイレブンが一つあります。
道の駅「裏磐梯」が近くにありますが、夕方にはクローズすること、あくまでお土産中心なので過度な期待は禁物です(おいしそうなお野菜はたくさんありました!!)。
温泉
キャンプ場掲載の温泉は、下記のラピスパ裏磐梯。
当日、ご縁がなくお伺い出来なかったのですが、「桧原温泉たばこ屋旅館」の温泉にお邪魔しました。
これがとてもよかったです。泉質が最高によかったので、ほんとは初日だけのご縁の予定が、期間中は毎日利用させてもらいました。(最後朝風呂も利用させて頂きました)。
大きな看板は無く,近くまで行かないと分からないのですが、電話朝11時ごろから利用は可能でした。おかみさんのおばあさんの人柄もよく気持ちよく過ごさせて頂きました。
男女別の内湯のみ、狭めの浴室,浴槽は1つ,シャワー付きカランが数個並んでいるだけですが、むちゃくちゃ風情があります。湯口から熱めの源泉かけ流し、透明な温泉でした。
桧原湖一望のサイトは人気高し
印象的なのが、お湯が熱すぎず、長湯するにはちょうど良い温度のクセが無い温泉でした。目立たない温泉ですが、風情と泉質、居心地がよい時間を過ごせました。
でしょう。
キャンプ場内の様子
キャンプ場内の雰囲気です。サイト内でのテント数は40張程度と多くないですが、落ち着いた雰囲気のキャンプ場です。
キャンプ場をベースとして、バスフィッシングやボート遊び、冬は凍結した湖上でワカサギ釣りやスノーモービルを楽しめるそうです。
ざっと写真と一緒にキャンプ場内の雰囲気が伝わればと思います。
左が受付棟です。売店の他、ボートの予約や遊漁券の発行も受け付けています。
受付棟の右にあるこちらの建物が炊事場とシャワー、トイレがある建物。
林間サイト多めのエリアです。区画ごとに区切られているのでプライベート感ありです。但し、先着順です。
電源ありなので安心ですね。AC電源利用の場合は+1,100円/日となります。
桧原湖を望むフリーサイトです。おそらく一番の人気サイトだと思います。やはり木陰から埋まっていますね。
バスボートが楽しめるキャンプ場なので、バスボートも陸揚げされています。駐車場やキャンプサイトとしても使えます。
炊事場は2つあります。どちらの炊事場もきれいです。給湯器もありお湯も出ます。
キャンプ場での過ごし方
東京を3:30頃出発!
長旅なので気合を入れて出発です。300キロありますから、途中仮眠を挟みながら進みます。
高速道路を降りて道の駅 猪苗代に入ります。10時ごろ到着です(笑)
磐梯山の雄大さを感じます。冬にスノボでしか来たことないですからね、夏の磐梯山は感じ入るものがあります。
12時ごろ、キャンプ場に到着しました。サイトから見れる桧原湖がすばらしい。早くバス釣りに行きたくてウズウズです。
7月3連休でしたが、さすが標高が高いキャンプ場。曇り空でもあり、鋭い日光もなく過ごしやすかったです。
設営が完了すれば、宴の開始です。
今回はおでんを作って頂きます。あとは焼肉ですね。夜は肌寒く、たき火も楽しめました!
ビールにビールが続きます。比較的早いタイミングでダウンしてしまいました。
PatagoniaビールはIPAがおススメ。
2日目は朝からたき火スタート。最近ハマっているキャンプ飯はシンプルにウインナー直火焼きです。
2日目は、早朝からバス釣りに出発です。初のボートフィッシング。楽しめました(ボウズでしたが。。。)。
戻ったあとは、また飲んで、飲んで、飲まれて飲んで。。。
あとはお察しください。。。
夏なのに標高が高いのか、トンボがたくさん飛んでいました。
2泊3日キャンプ費用まとめ
「桧原西湖畔オートキャンプ場」2泊3日キャンプ費用内訳
「桧原西湖畔オートキャンプ場」でグループキャンプ2泊3日を過ごした我が家(1家族分)の費用です。
費用総額は91,729円。移動距離が長くなるとガソリン代と高速代が跳ね上がりますね。
過去の2泊3日のキャンプ代対比で凡そ20,000円程度多かった印象です。
項目 | 実績 | 詳細 |
サイト代 | 14,300円 | サイト代13,200円、AC電源1,100円 |
高速代 | 11,460円 | 都内‐猪苗代磐梯高原IC、他(往復料金) |
温泉代 | 3,000円 | 3日分、大人2名(400円×2)、子ども1名(200円) |
ガソリン | 19,390円 | 129.45ℓ(150円/ℓ) |
レンタカー | 5,000円 | |
食材費 | 20,397円 | 3日分食材費 |
雑費 | 8,682円 | 諸橋近代美術館入館料、サービスエリア食事代など |
貸しボート代 | 7,000円 | 14,000円を折半、早朝から16時まで。 |
薪代 | 2,500円 | 5,000円を折半 |
合計 | 91,729円 |
まとめ
前半は夏キャンプを成功させるポイントをお伝えしました。
自然の力をお借りして、気温と日差しをどう回避するかだと思います。
サイト選びをミスると、湿気と暑さで汗だくになり不快な思いをします。設営と撤収だけで汗だくです。下手すると熱中症もあり得ます。
更に夏は虫もいるので、虫対策も忘れずに。森林香、虫避けスプレーなどなど。家族連れだと何かとキャンプを敬遠したくなる理由がたくさんあります。せめてキャンプ場はなるべく涼しい場所を選びたいですね。
後半部分は、夏のキャンプを快適に過ごす必要条件から、7月3連休のキャンプ、檜原西湖畔オートキャンプ場を楽しんだ様子をお伝えしました。
みなさんの夏キャンプのヒントになればと思います。
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