【老後資金計算】リアル老後の生活費を算定してみた

新年明けましておめでとうございます。2021年もセカンドライフに向けた着実な歩みと、家族3人の生活が充実した一年にしたいと考えています。

新たな1年をスタートする節目を踏まえ、老後に必要な金額を計算してみました。

いままで、老後のお金や早めにリタイヤするならば、一体いくらお金が必要なんだろうと漫然とした不安はありましたが、特に手を付けることなく過ごしてきました。

理由は単純で、「よく分からないし、面倒くさそう」だったから。漫然とした不安はあるけど、まだまだ先の話しなので、なんとなく放置しがちです。

今回、あくまでも計画としてですが、老後の支出はどれくらい必要なのか、どういった収入が見込めて、結果、いくら準備する必要があるのか。をシミュレーションしてみました。シミュレーションを行う中で、ひとつひとつ分解して考えていけば、難しい話しではありませんでした。

是非、みなさんの参考になればと思います。

老後の生活費はいくら必要か

老後の生活費、いくら必要なんでしょうか。

20年、30年先のお金を考えるのは難しいものの、考えないことには始まらないと思っています。では一体、どうやって必要な金額を算定すればよいのでしょうか。

巷には、平均的な老後の生活費はいくら、ゆとりある生活の金額はいくら、とよく耳にしますが、その金額はあくまでたくさんのアンケート結果から算出された平均的な金額。平均の値は参考にはなりますが、自分に当てはめた場合に実態に近い金額なのか、きりもん家の生活とかけ離れた金額ならば、どうすれば、違和感のない金額となるのか。少し疑問です。

いきなり外部の平均の値を利用するのでなく、きりもん家の今のライフスタイルを表している現在の生活費の延長を踏まえて考えてみることにしました。

作成した感想は、自分で考えて作成してみることは大事だなぁと思った次第です。

老後の生活費の平均値

まずは、平均的な老後の生活費がいくらなのか確認してみます。以下のサイトから見ていきます。
2019年総務省の家計調査報告書(家計収支編)

出典:2019年総務省家計調査報告書 P18

税金を含む毎月の生活費合計は約27万円。税金を除く消費支出は約24万円のようです。ここで言う消費支出が毎日の生活で発生する支出である為、生活費として考えていきたいと思います。

消費支出(生活費)の中に、住居費と教育費が含まれています。

住居費は、13,625円と低いことから、住宅ローンを完済した持ち家層が金額を引き下げていると思われ、賃貸暮らしを前提に検討するならば、調整(上乗せ)、もしくは別で管理することが望ましいと思います。きりもんは、別管理しようと思います。

教育費の詳細は不明ですが、20円計上されています。金額は小さく支出全体への影響は軽微ですが、
項目として計上されているため、自分の実態に合わせて管理する必要があるかと思います。きりもん家族の場合、子どもが独立したあとを老後とするので、教育費は0円とする予定です(別管理しようと思います)。

住宅費、教育費を除く消費支出は226,302円となりました。

次に沖縄県の生活費について見てみたいと思います。
沖縄県家計調査結果の概況(2019年平均)

きりもんは、沖縄移住を目指しているので、沖縄県の消費支出についても確認したいと思います。

出典:沖縄県家計調査結果の概要(2019年平均) 表3


沖縄県における高齢世帯の消費支出のデータを見つけることが出来ませんでした。勤労世帯を含む消費支出の金額として確認します。

消費支出は約22万円。食料(食費)が高齢夫婦世帯と変わらないのが意外でした。この調査結果は勤労世帯(こども、若年層)を含むことと、沖縄県の物価は、地理的な関係で物価が都内と変わらないと感じていたので、きりもんが思ったよりも低かったです。沖縄県の高齢者世帯のみで考えた場合、食費はもっと低いかも知れません。

高齢世帯の平均値確認と同じように、住居費と教育費を調整した結果、消費支出は196,094円となりました。

検証の結果を踏まえて、きりもん夫婦の老後の生活費について算定してみようと思います。

老後の生活費算定内容

結果は以下の通りとなりました。

(*)その他減少:飲み会代18千円、新聞4千円

前提:きりもん家族3人の毎月の生活費は約231千円程度。セカンドライフ開始は53歳。53歳以降の生活費を算定しています。

試算内容:53歳以降も各支出項目の金額は横置きとしています。但し、飲み会代と新聞代の合計約22千円はカット(定期的な飲み会はなくなるし、新聞もネットで代用)。

結果、53歳以降の消費支出(日常生活費)は毎月208千円程度となりました。65歳以上の支出は、消費が小さくなることから、12千円ほど金額を減らし、沖縄県の消費支出と同じ金額を置いています。

65歳以降の生活費の金額を減らして問題がないか、については、2019年総務省の家計調査報告書(家計収支編)において、年齢を重ねるほど、消費が小さくなっていく傾向が見られます。何か数字のマジックが隠れているような気もしますが、特に75歳以上の減少幅は34千円と相応の減少幅となっています。

出典:2019年総務省家計調査報告書(家計収支編) P17より作成


若干減少幅が大きいものの、きりもん夫婦の65歳以降は横置きで考えているので、70歳、75歳以上の減少幅を考えると問題ないと考えています。高齢化人口の増加と消費金額の減少を考えると、経済に与える影響は小さくないのがよく分かります。

老後の生活費合計:上記金額を前提に53歳以降の生活費がいくら必要か算定しました。

セカンドライフ期間合計79百万円。うち前半部分の64歳までが30百万円。後半部分が49百万円となりました。

きりもん家におけるセカンドライフの生活費(=老後の生活費)は上記金額を前提に組み立てをしていきたいと思います。

終わりに

老後の生活費を算定してみました。概ね想像していた通りの金額でした。他の算定方法があるようであれば、別途、その方法についても検証してみたいと思います。

とはいえ、算定金額はあくまで日常生活費の金額のみです。このほかの費用についても算定していきたいと思います。主要な項目で言えば、住宅費、医療・介護費、旅行等特別支出、といった部分です。また、同じように記録を含めて、投稿していきたいと思います。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェア、よろしくお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

このブログの管理人

サイト来訪ありがとうございます。
きりもんさんです。東京で家族3人仲良く暮らすパパです。
最近、53歳でセミリタイヤを行うべく貯金生活を始めてみました。
貯金リテラシー低かったこともあり、試行錯誤、四苦八苦しながらですが、
コツコツと歩みを進めていきたいと思ってみます。

コメント

コメントする

目次