【国内旅行の楽しみ方】家族で行く初めての九州旅行。歴史・史跡スポットを巡る4泊5日【前半】

子どもと一緒に過ごす時間は一生の中で僅か。親と一緒に楽しんでくれる子どもとの時間なんて人生の中では一瞬です。

きりもんさんにとって、家族3人での旅行やお出かけの時間は他では得難い大切な時間です。

将来に向けた貯蓄も大事だけど、画像3人の今しか出来ない経験も大事。

子どもが歴史にどハマり中のきりもんさん一家は、今年の家族旅行は九州北部にある歴史スポットを巡ってきました。福岡県、佐賀県、長崎県の3県を巡る旅です。

期間は2022年7月31日から8月4日までの4泊5日。朝から晩まで遊ぶ5日間です。みなさんの九州の歴史や史跡を巡る旅行のヒントになれば幸いです。

写真多めのエントリーなので前半/後半に分けてアップしたいと思います。

このコンテンツは、我が家の家族旅行記であり、歴史メインの4泊5日の家族旅行でいくらお金が掛かったのか。後半の最後に公開します。

【1日目】博多空港到着。博多からアクセスのいい歴史スポットを巡る

1日目は旅行初日ということで空港からアクセスのよいスポットを巡ります。

羽田空港から飛行機で約2時間、福岡国際空港へ到着。ここから今回の旅行がスタートです。

まずはレンタカーを調達するため地下鉄で移動です。福岡空港はコンパクトにまとまっており、到着ゲートからたくさんのレンタカー店舗も見えるし地下鉄も近かったです。

案内板も分かりやすく、到着後にどこに向かえばいいかと迷わないかなと思います。

まずはレンタカーをゲット。夏の混む時期だからこそ早めの予約で割安に。空港からレンタカー会社は地下鉄を利用。

電車って地域ごとに雰囲気が違いますよね。地元の電車に乗るのも旅行の楽しみ方のひとつだと思っています。

空港から博多の市街地へのアクセスは良好で、博多空港駅からレンタカーを借りる最寄りの祇園駅まで約10分。本数も多くストレスなく移動出来ます。

レンタカーは、バジェット・レンタカー博多駅前店を利用しました。国内旅行はレンタカーを利用する事が多いかと思いますが、直前に予約するよりも数か月前に予約した方が割安になることが多いかもです。

ちなみに今回のレンタカー代は、4泊5日、免責補償込み、3年以内の車両で19,000円でした(最後に支出はまとめます)。

他にもニコニコレンタカーもよく利用しますが、夏の混む時期はバジェット・レンタカーが安い印象です。

福岡空港から車で20分。生の松原にある元寇・防塁

博多に到着したらまずは博多市内の史跡へ。今回の旅行で子どもが一番行きたがっていた元寇の防塁へ向かいます。

博多空港から元寇防塁まで20分程度。博多市内を横断して小戸にある生の松原に向かいます。街中を走るので博多の雰囲気を知る意味でもドライブが楽しめます。

生の松原 元寇防塁は史跡としてきれいに整備されてます。絵巻物に描かれている防塁が目の前に存在することに感動を覚えます。

防塁の目の前は遊歩道と磯が続きます。ここで鎌倉武士と元軍が戦ったと思うと感慨深いですね。

2022年8月現在、近隣に駐車スペースがないので注意が必要です(防塁見学者を受け入れるスペースが工事中)。

タイムズ小戸が最寄りの駐車場となるので、そちらに車を預けるのが一番かと思います。

名称元寇防塁跡(生の松原地区)
所在地福岡県福岡市西区生の松原
料金無料
アクセス電車:JR下山門駅から徒歩8分
車 :福岡都市高速姪浜ランプから約2.9km
問い合わせ福岡市経済観光文化局
TEL:092-711-4666

小戸まで来たらもう少し車を走らせて。安全食堂で職人じいちゃんの濃厚細麺絶品豚骨ラーメン

博多から防塁のある小戸まで来たら安全食堂で絶品豚骨ラーメンを。濃厚豚骨ラーメンを細麺で頂きます。

お客さんが絶えない人気店。おじいさんが大きな中華鍋を振ってチャーハン作っていたのが印象的でした。

生の松原から車で約10分なので、防塁見学と合わせてぜひ味わって頂きたいです。

九州の至宝、金印を真近で見れる。博多市博物館へ。

日本で一番有名な印鑑と言っても過言ではない「金印」。歴史の教科書には必ず出て来ますが、福岡市立博物館で実物の金印を見ることが出来ます。

館内の展示物は九州博多の歴史や文化などが多数展示されています。

館内の雰囲気が暗めで眠くなりやすいのでパパさんママさんは要注意です(笑)。

もちろん元寇に関する資料も多数展示されています。

名称福岡市博物館
URLhttp://museum.city.fukuoka.jp/
所在地〒814-0001 福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1
料金
(常設展)
大人 :200円
大学生:150円
高校生:150円
小・中学生無料
アクセス電車:西新駅から徒歩で10分
車 :福岡都市高速道路「百道(ももち)ランプ」から約3分
問い合わせ福岡市経済観光文化局
TEL:092-711-4666

地元からも愛される大浴場。ルートイングランディア太宰府で旅の疲れを癒す

福岡市博物館を楽しんだら本日のお宿へ向かいます。

きりもんさんの家族旅行は1日外で遊んでいることが多く、泊まるだけになりがちなホテルの優先順位は低めです。

今回、唯一のこだわりは大浴場があるホテルでした。大浴場があって比較的安いホテルがルートイングランディア太宰府。博多ではなく太宰府ですが博多市内から意外と近かったことも決め手でした。

太宰府唯一の天然温泉ということで温泉施設は健康ランドも兼ねていて、宿泊者以外の方も楽しめるようになっています。

大浴場は内湯は熱めの湯加減でしたが外湯はぬる湯だったのでお風呂を楽しめる温泉でした。

建物自体は年季の入った建物なのでハード面の古さは否めませんが、掃除が行き届いた清潔感のあるホテルでした。このあたりは大手のホテルオペレーターだと安心しますね。

博多空港から車で25分。太宰府天満宮や九州国立博物館を楽しむならばお勧めのホテルです。

さすがは魚屋さんの料理店。新鮮な海の幸をボリューム満点で!!飯屋いの吉

太宰府でお勧めのお食事処がこちら。

糸島で水揚げされた魚を元漁師の店長自ら目利きしお店へ直送しているそう。

魚料理メインのお店ですが、糸島の野菜やお肉なども新鮮な食材もあり、お料理はボリューム満点かつリーズナブル!小上がりもあるので子ども連れでも安心です。

とにかく刺身が旨い。博多は魚が美味しいよと、よく言いますが、納得の美味しさでした。魚の盛り合わせは2,000円くらいだったかと。刺身が分厚い!

魚以外にも糸島産の鳥や豚なども。全てボリューム満点です。

個人的に気に入った料理、がめ煮。あっさりした味付けでいくらでも入ります。

突き出しの美味しいお店は大体美味しい。それを証明するお店でした。

【2日目】朝一番で太宰府天満宮を楽しんで長崎出島へ。中華街で本場の長崎ちゃんぽんを!!

太宰府天満宮は朝一番が狙い目

年間1,000万人もの人が参拝する太宰府天満宮。きりもんさん一家もホテルをチェックアウトして早々に向かいます。

太宰府天満宮へのアクセス方法は電車、タクシー、車。その中でも圧倒的に車が多い様子。

太宰府天満宮の公式HPに駐車場の案内がありますが、太宰府駐車センターはなんと850台の収容車数。但し、時期や時間帯によっては満車になるようでタイムズなどの時間貸駐車場も多数あります。

逆にいうと、時間帯によっては駐車場が見つからなかったり渋滞に巻き込まれる可能性があるということ。出来るだけ朝一番で空いている時間帯を狙うほうが無難です。

2022年8月1日10時30分頃の写真ですが、まだまだ人の多さは気にならない感じでした。

子どもが健やかに成長するように。道真公のような博識ある子どもに育つようにと鉛筆を頂きました。

出島なのに島じゃない!?長崎出島で歴史体験。100年プロジェクトで復元中。

歴史教科書で長崎といえば、出島は外せないキーワード。

教科書で見た出島は島ですが、現在の出島は道路に囲まれています。そんな出島ですが、現在、出島復元プロジェクトとして昔の出島を復元中。そのプロジェクト期間は100年という超長期スパン。少しずつ昔の出島に戻しているそうです。

出島入口は堀っぽくなっていますが、裏手は完全に陸続きとなっています(グレーの線は路面電車が走っています)。

とはいえ、出島内部は完全復元に向けて、当時の建物を復元中です。

建物内部も当時の様式に合わせて復元。インテリアは同じ時代の家具をオランダから輸入したんだそうです。いわゆるアンティーク家具ですね。壁紙がかわいい。

自分たちだけで見学するよりもぜひガイドの方に案内を頼んだほうが知識が深まるところ。

分かりやすい説明で子どもの理解度も段違いに違います。

太宰府天満宮から車で約2時間で長崎出島に到着です。渋滞することもなく快適なドライブとなりました。

名称出島
URLhttps://nagasakidejima.jp/
所在地〒850-0862 長崎県長崎市出島町6-1
料金大人   :520円
高校生  :200円
小・中学生:100円
アクセス路面電車:「出島」から徒歩すぐ
車   :長崎自動車道長崎IC・ながさき出島道路から約1分
問い合わせ出島総合案内所
TEL:095-821-7200

長崎新地中華街の老舗店舗「会楽園」で長崎ちゃんぽんを頂きます

長崎中華街といえば長崎ちゃんぽん。

その中でも有名老舗店といえば1927年創業の「会楽園」。長崎ちゃんぽん御三家の一つ。お店の外観も豪華絢爛で中国らしい雰囲気を味わえます。

ちゃんぽんのスープは鶏ガラと豚骨3の合わせ味。あっさりしつつもマイルドな味わい。柔らかめの太麺がスープとよく絡み合い、ザ・ちゃんぽんを堪能できます。

長崎は道路事情に注意!路面電車ルールと坂道の多さは東京にないスリル!

長崎で一番苦労したのが車の運転。

長崎県初心者にとっては車と路面電車の境目がよくわかりません。どこを走ってよくて、どこがダメなのか予習したほうがよかったと後悔デス。

あと、道の真ん中に木が生えていたり(たぶん切れない理由がある)。

山手にある建物も多く、坂や曲道が多くて運転に気を遣います。

100万ドルの夜景と畳張りの大浴場。ホテル長崎。

そんな感じで2日目もがっつり観光して本日お世話になるホテルがホテル長崎。長崎中心部から少し山手にあるホテルですが長崎の夜景を楽しめるホテルです。

もちろん大浴場を備えたホテルですが、なんとこちらのホテル、浴場内に畳が敷き詰められています。子どもが滑ってもけがをしないので子ども連れが安心して楽しめるホテルです。

あと、写真はありませんがキッズスペースや駄菓子屋、スーパーファミコンがあったりと子どもが楽しめる工夫がたくさんあるホテルでした。

こちらも和室をチョイスしましたが広くてきれいで満足なお部屋でした。やっぱり広いっていいですね!

歴史・史跡スポットを巡る九州旅行の前半が終了

歴史・史跡を巡る九州旅行の前半として博多と長崎での歴史スポットを巡ってきました。

天気にも恵まれ家族3人で充実した時間を過ごせて、思い出もたくさん作ることが出来る旅行となりました。

また、今回の家族旅行はアクティビティがないのでコスト的には相当抑えることが出来ていて、後半も同じような行程となるので今回は相当旅費を抑えることが出来そうです。